【ミニバス】初めての試合観戦の不安を解決。準備やマナーを紹介

初めてミニバスに関わる保護者に知ってほしい試合のマナーや準備すべき事

バスケットに限らず、ユニフォームを着て臨む公式戦は特別です。

お子さんもすごく緊張し前日はよく眠れないかもしれません。

大人気漫画、「スラムダンク」の主人公である桜木花道も初めての試合では、周りが全く見えなくなるほどがちがちに緊張しました。

そして、緊張するのは選手だけでなく、親もドキドキのはずです。

特にバスケット経験のない親御さんにとっては会場の雰囲気やマナーなどが全く想像できず、不安なものです。

経験のあるチームの代表者や先輩の親御さん達に詳しく聞けるといいのですが

「公式戦の準備で忙しそうで、細かい事を聞けるような雰囲気じゃない・・・」

こんな思いをしている方が多いのではないでしょうか?

この記事はそんな不安をお持ちの親御さんに対して、バスケットに関わって約30年。

保護者もミニバスコーチも経験している筆者が試合当日の注意点をご紹介します。

この記事を読むとわかること

・試合前に準備するべきこと

・試合中に気をつけるべき声かけの仕方

・試合後に注意すべきこと

目次

試合開始前の注意点

試合後の予定は余裕を持って

公式戦になると、1つの会場で時間を分けながら数試合が組まれる事が多くあります。

タイムスケジュールが組まれ、試合時間はある程度わかりますが、試合後の予定は余裕を持って入れておくようにして下さい。

基本的に公式戦は予定していたよりも早く始まる、終わる事は少ないです。

しかし、前の試合が延長戦になった。試合が止まる時間が多いなどの理由により、遅れる可能性はあります。

「○時には終わる予定だったのに・・・」と焦る事のないように予定を管理しておきましょう。

違法駐車に注意

地域にもよりますが、会場は小学校の体育館になる事が多いかと思います。

車が停められる台数には限りがあり、運営側より「1チーム○台」と制限される事多いと思います。

そのため、学校駐車場に停められない保護者の方が路上駐車、近隣の店舗への長時間駐車が問題となるケースがあります。

事前に有料駐車場を探しておく、他の保護者と乗り合わせをお願いするなどの対策をしておく事をおすすめします。

必要な物品を確認

試合当日に必要な物品は以下のものが挙げられます。

・上靴、スリッパ

・外靴を入れる袋

・試合会場に入るためのIDカード(不要の場合もあります)

・子供の保険証

・その他、チームに指定されている物品

特に忘れがちなのは保険証です。

万が一、試合中に怪我をした場合、すぐに病院に連れて行く事も珍しくありません。

試合会場が自宅から遠い場合は必ず準備しておく事をおすすめします。

また、参加するお子さんの道具はユニフォームとバッシュだけは忘れないように確認してあげて下さい。

小さな兄弟を連れて行く場合はその準備も

未就学児や小学校低学年の兄弟を連れて行く場合にはその対策もしてあげるといいかもしれません。

大人にとって、我が子が真剣にコートを走り回る姿は楽しく見てられる場合が多いです。

しかし、小さなお子さんにとってはルールがわからない競技を大人しく数時間みているのは退屈に感じるものです。

退屈になったお子さんがぐずり出してしまうと、ゆっくり試合観戦どころではなくなってしまいます。

小さな兄弟達が退屈しのぎを出来るようなものを準備してあげる事をおすすめします。

用意するもののポイントとしては

会場を汚す危険性がないもの

→マジック、ペンなどは注意。お菓子などは一口で食べられるものが便利。

転がらないもの

→小さなポールやミニカーなどはコートに入って行ってしまう危険性があります。
 折り紙、お絵かきできる紙などがおすすめです。

音の出るものは出来るだけ避ける

→youtubeなどを見せると集中してみてくれる場合が多いですが、試合中でも会場全体が静かになる場面があります(フリースローの時など)。プレーしている選手の妨げにならないように注意が必要です。

飲食物は食べやすいもので

→「喉が渇いた」「何か食べたい」は必ずと言っていいほどあります。
  お菓子などは一口で食べられるものが便利。飲み物は、お茶や水にするとこぼしてしまっても拭き取るだけで済みますが、ジュースなどはベタついて処理が大変です。

試合中の注意点

声のかけ方に注意

試合中は親も声を出して応援してあげるのは大事ですが、公式戦になるとついつい親も力が入ってしまうものです。

以下の内容を参考に、問題になるような声かけにならないよう注意してみて下さい。

良い声かけの仕方

・頑張りをほめる

→「ナイっシュー!!」「ナイスリバウンド!」「よく走ってたよー!」

・励ます

→「ドンマイドンマイ」「惜しかったよー!」「切り替えて頑張ろう!!」「頑張ってるよ!!」

よくない声かけの仕方

・指示をする

→「そのままシュートにいけ!!」「○番はシュート上手だからもっとディフェンス厳しく!!」
「○○!!上がってこい!」

・けなす

→「それくらい入れろよ!!」「ぼーっとすんな!!」「今のは取れただろ!!」

・審判へのクレーム

→「ファールでしょ!!」「トラベリングでしょ!!」「どこ見てんだよ!!」

特にやってしまいがちななのは「指示をする」だと思います。

ついつい我が子に対しては、口を出してしまいがちですが、それはあくまでもコーチの役目です。

はたから見ると良くないプレーも、もしかしたらコーチが何か意図を持って指示している事なのかもしれません。

ベンチにいるコーチと向かいの応援席に座っている親に別々の事を言われると子供は混乱します。

経験者の親御さんは特に歯がゆいと思いますが、試合中の具体的な行動はコーチと選手自身に任せるべきです。

逆に、自身にバスケット経験がない保護者の方からは以下のような声がよく聞かれます。

「ルールがわからなくて、いつ盛り上がるべきなのかわからない・・・」

「自分だけ変なタイミングで拍手しそうで怖い・・・」

「展開が早すぎて、何が起こっているのわからない・・・」

そんな方に向けて試合観戦を楽しめるようになる簡単なコツをまとめた記事もあります。

こんな悩みをお持ちの方は以下のリンクから内容を確認してみて下さい。

↓↓

【ミニバス】ルールがわからない保護者でも大丈夫!観戦を楽しむコツ

試合後の注意点

椅子をきれいに並べる

試合後はすぐに次の試合が始まる場合が多く、急いで退場する事になります。

次のチームの保護者が気持ちよく観戦出来るように使った椅子はきれいに並べて退場するようにしましょう。

コートを横切らない

自分達の試合が終わったら直ぐに次のチームのアップがコートで始まります。

そのため、コートに入ってしまったり、横切って会場の出口に向かうと迷惑になります。

小さなお子さんは終わって帰れるのが嬉しくて走り回ってしまう事もありますので注意が必要です。

試合後のミーティングを確認

チームによって異なりますが、試合後はコーチと試合の反省のミーティングや明日の日程の確認をしてから解散になりますので、それまでは会場で待機している事が求められる事が多いです。

また、試合で使った物品の片付けなどを手伝う必要もあるかもしれませんのでチームの代表者に確認してみる事をおすすめします。

まとめ

ミニバスの試合を気持ちよく観戦するためには

・試合前

・試合中

・試合後

それぞれに気を付けるべきポイントがあります。

観戦に不慣れで、何を準備するべきか?どう行動するべきか?は最初は難しく、不安になるものです。

回数を重ねると慣れて、落ち着いて行動出来るようになります。

我が子を応援する親御さんの不安を少しでも解消できるように本記事を活用して頂けたら嬉しいです。

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