【ミニバス保護者向け】長距離移動での“車酔い”を防ぐ方法|試合で力を出し切るためにできること

ミニバスでは、保護者の車で 練習試合・公式戦へ長距離移動 することも多いですよね。
そして、そのたびに気になるのが「車酔い」

車に弱いお子さんは、移動中に気分が悪くなると 試合が始まる前から体力も気力も奪われてしまうことがあります。
せっかく練習してきたのに万全で挑めないほどつらいことはありません。

さらに、車酔いしやすい子ほど、

「また酔ったらどうしよう……」
「迷惑かけたら嫌だな……」

と、毎回の移動が 小さなプレッシャー になってしまいがち。

もちろん保護者の方も同じ。
「前の席に座らせてもらえるようにお願いして…」
「換気してもらおう…」
「こまめに休憩したいけど、言いづらい…」

と、他の保護者に気を遣う場面が多く、
“車酔いしない子の親には分かってもらえない気まずさ” を抱えやすいものです。

でも大丈夫。
車酔いは「体質だから仕方ない」ものではなく、原因を知って、正しく対策をすればしっかり予防できるものです。


この記事では、

  • 車酔いはなぜ起こるのか?(原因)
  • 今日からできる予防策
  • 持っておくと安心な市販薬・補助食品

を、医学論文(最新の乗り物酔い研究)をもとに、
ミニバスの遠征移動に特化して、わかりやすく解説します。

お子さんが「移動のたびに不安になる」状態から解放され、
試合にベストコンディションで臨めるように。

そのための“具体的で実践しやすい対策”をまとめました。

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目次

車酔いはなぜ起こる?(原因)

本記事は以下の論文を参考に作成しました。
↓↓
Motion sickness: an overview
(Drugs in Context, 2019)

車酔いは「特別な病気」ではありません。
多くの人が経験する 正常な身体の反応 です。

医学的には、車酔いは “感覚のズレ(感覚不一致)” が原因とされています。

  • 目は「座ってるから止まっている」と判断
  • 耳の奥(前庭)は「車の揺れで動いている」と判断

脳が混乱して気分が悪くなる のが車酔いです。

さらに、以下が加わると悪化します。

  • 車内のニオイ(ガソリン・芳香剤)
  • 車内の暑さ・酸素の少なさ
  • 後部座席での読書・スマホ
  • 空腹 or 食べすぎ
  • 寝不足

子どもは大人より前庭が敏感で、特に 6〜12歳が車酔いのピーク とされています。
(ミニバス年代と完全に重なっています)

車酔いを予防するための“行動”と“環境づくり”

乗り物酔いを予防するには、市販されている薬などの服用も考慮すべきですが、論文では、薬の前に 行動・環境調整が第一選択 とされています。

以下に、具体的な実践ポイントをご紹介します。

前日〜当日の準備

● 十分な睡眠をとる

寝不足は車酔いを強める大きな要因。

● 食事は「軽め+消化しやすいもの」に

おすすめ:

  • おにぎり
  • うどん
  • バナナ
  • ゼリー飲料
  • パン(油が少ないもの)

避けたい:

  • 揚げ物
  • クリーム系
  • ファストフード
  • ジュースの飲みすぎ

車内での席位置・姿勢

● シートは前方の席がベスト

→ 後ろほど揺れが大きく、酔いやすい。

進行方向を見る

下を向いてスマホや本はNG。

頭を動かさない

できるだけ背もたれに頭を預けるように。

● 目線は「遠くの景色」や「地平線」に

→ 感覚のズレが減って酔いにくい。


車内環境を整える

● 十分な換気・温度調整

暑いと酔いやすくなるため「やや涼しい」環境が◎。

● 匂いの強い芳香剤は避ける

ガソリン臭・香水・芳香剤は吐き気を誘発しやすい。

● こまめに休憩を入れる

休憩中に新鮮な空気を吸うだけでも大きく違います。

気持ちのケアも大事

実は心理的な要素も大きく、
「酔いそう」と思うだけで本当に酔いやすくなります。

● 親の一言で酔いにくくなる

「今日は大丈夫だよ」
「遠くの景色を見ていれば酔わないよ」
などの声かけは医学的にも効果があります。

持っておくと安心な“薬”と“補助食品”

車酔いの予防はあくまでも習慣や環境設定で行うのが優先です。

しかし、いくら工夫しても効果がない。今日は絶対に予防したい。
などの日は薬の服用を検討していいかもしれません。

薬は予防のために乗車前に飲む のが基本です。
(酔ってからでも効くものもあります。)

医学的に効果があるとされるものを中心に紹介します。

トラベルミン(ジメンヒドリナート)

  • 最も一般的で安全性の高い酔い止め
  • 眠気は出やすいが、効果も確か
  • 小児用タイプあり

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アネロン(スコポラミン含有のパッチとは別製品)

  • 持続時間が長い
  • 中学生以上の長距離遠征で人気

※注意

  • 初めて使う薬は、本番の前に試し飲み
  • 眠気が出やすいものは朝早い試合前に注意
  • 何を飲ませるかは 医師・薬剤師に相談推奨

サプリ・補助食品(副作用ほぼなし)

「予防をしても効かない・・・。」

「薬はあまり使いたくない・・・。」

そんな悩みを解決するには補助食品の摂取を検討してみてはいかがでしょうか?

論文の中でも推奨されていた効果の高い食品を以下にご紹介します。

ショウガ(ジンジャー)

医学研究でも有効性が報告されている自然素材。

おすすめ:

  • ジンジャーキャンディ
  • 生姜入り飲料(砂糖が少ないもの)

また、生姜は車酔い対策になるだけでなく、喉を守って風邪予防にも◎。
試合でしっかり声を出したい子にもおすすめです。

ビタミンC(2gで効果があった研究あり)

ビタミンCは、車酔いの“吐き気・だるさ”をやわらげる働きがあると報告されています。
体の中のヒスタミンという物質が増えると気持ち悪さが強くなりますが、ビタミンCにはこのヒスタミンを下げるサポートがあります。

さらに、

・免疫をサポートする
・体のストレスを減らす
・疲れにくくする

など、試合前のコンディションづくりにもプラスです。

ブドウ糖(ラムネ・グミ

体の糖分が不足し、低血糖の状態は車酔いを悪化させます。

試合に影響が出ないように摂取量には注意が必要ですが、糖分を摂取しておく事も予防策の一つになります。

ビタミンCも糖分も同時に摂取できるような商品は以下のようなものがおすすめです。


まとめ|「車酔い対策=試合のパフォーマンス向上」につながる

地域にもよりますが、小学生のスポーツ活動は親の車で移動する機会も多くあります。
車酔いしてしまうと、大事な試合前から体力・集中力を奪われてしまうかもしれません。

今日からできるポイント

✔ 前日はしっかり睡眠
✔ 朝食は軽めで消化の良いもの
✔ 車内では前向き・遠くを見る
✔ 暑さ・匂いを避ける
✔ 深呼吸・リラックス
✔ 酔いやすい子は酔い止めを試合前に
✔ 補助食などを用意

車酔いは 正しい対策で防げる

医学的にも、
行動・環境の工夫+適切な薬や補助食品
で大部分が防げるとされています。

ミニバスの大事な試合で、
お子さんが ベストパフォーマンスを発揮できるように対策を行ってみて下さい。

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