消耗品をネット購入するだけで少年団保護者の負担は軽減する
ミニバス少年団の活動により子供達は多くの事を学びます。
・シュートが決まると楽しい。
・仲間とパスを繋いでうまくいった時の充実感。
・ドリブルが上手な選手をみて抱く憧れの感情。
・試合に出れなくて味わう悔しさ。
・ユニフォームを着てコートに立って感じる緊張感。
・負けて味わう悔しさ、勝って味わう喜び。
子供にとってはどれも貴重な経験でしょう。
また、保護者にとっても、子どもたちの成長を間近で見られる貴重な時間になります。
しかし、その裏で、保護者が担うお手伝いには想像以上の負担が…。
・「下に小さい子がいるからうちはお手伝い出来ない。」
・「共働きだから時間が取れない」
・「人付き合いが苦手で仕事で精一杯なのに・・・」
保護者の方々からからこんな本音を聞くことは決して珍しくありません。
小学校5年生になる息子がミニバス少年に所属しているため、保護者として少年団活動のサポートをする大変さは筆者も理解しているつもりです。
また、保護者であると同時に筆者はコーチとして、多くの子供たちにバスケットの楽しさに触れてもらいたいと常々思っております。
子供が安心して活動を継続するためにも保護者がストレスを抱えたまま少年団活動を行う事はできる限り避けたいものです。
筆者が所属する少年団では保護者の負担が極力減るように、日々工夫をしています。
その工夫の一つが、消耗品は直接店舗で購入するのではなく、購入商品をあらかじめ決めて、ネットショッピングで完結してしまうこと。
です。
保護者負担を減らす有効な方法ですので、少年団活動の大変さに悩む方は是非、記事の最後まで確認してみて下さい。
消耗品の準備はネットショッピングを活用
ネットショッピングに変更してから、物品準備係の負担がほとんどなくなりました。
どんなものを準備するか?
領収書はどうするのか?
ネットだと大量購入が必要なのでは?
他チームではどんなものを使っているのか?
など、従来の方式から変更する事に不安がある方に向けてこの記事は作成されました。
本記事をブックマークしておいて頂くと、
・購入物品リストとして活用し買い忘れ防止
・消耗品の買い出し・商品選定の手間を削減
・代替わりのタイミングでの引き継ぎを円滑化
などの効果を実感できると思います。
Amazon・楽天で購入を強くおすすめるする消耗品
消耗品として準備するのにおすすめな物品は以下の通りです。
テーピング
関節を最も強固に固定出来るのが非伸縮テープです。使用頻度も高く、消耗の激しいテープです。
以下のテープは医療機関、スポーツ現場などでも高頻度に使用される品質の良いテープです。

膝・肩など、曲線を描いて使用する際に使われるテープは伸縮性のものがベストです。
丁度良い強度の商品はスポーツ店などでも取り扱いが少なく、ネット購入を強くおすすめします。

テーピングを常用し、肌が荒れてしまうと痛くてテーピングの使用を中止せざるをえなくなります。
長期間使う場合は必須です。
シューダスターシート
体育館によっては床が滑り、いつものプレーが出来ない、怪我をするなどにつながるため、シューダスターシートも用意すべき物品の一つです。
コールドスプレー
昨今は、過度なアイシングを避けるようになってきています。
しかし、痛みをおしてでも出場する価値のある大事な試合では、コールドスプレーによる除痛が有効です。
救急バッグに入っていない場合は用意しましょう。

絆創膏・ティッシュ・ガーゼ
コンタクトの激しいバスケットの試合では、接触による出血(特に鼻血)が頻発するため、常にティッシュや、絆創膏の準備は欠かせません。
・絆創膏は
・汗をかいても取れずらい
・アクリノール 液が添付され消毒効果あり
・コスパ○
以上の特徴のある評判の良い商品が以下から購入できます。
ティッシュは箱タイプよりも、ソフトパッケージのものを選ぶと救急バッグに入れやすく使い勝手が良いと思います。
多少の出血であればティッシュで処置してしまう事が多いで。
しかし、傷が深く、出血が多い場合は以下の理由から、ガーゼを使って処置する事をおすすめします。
1. ティッシュは繊維が残る
- ティッシュは柔らかくて破れやすく、傷口に繊維が入り込んでしまうことがある。
- 傷に残った繊維が異物反応や感染の原因になることも。
2. 滅菌されていない
- ティッシュは医療用ではなく、無菌ではないため、傷口に雑菌が入るリスクがある。
- 一方、ガーゼは滅菌処理された製品が多く、安全に使える。
3. 止血効果・吸収力が弱い
- ティッシュは水分を吸収する力が弱く、血液をしっかり吸いきれない。
- 医療用ガーゼは吸収力に優れ、血をしっかり止めることができる。
4. 剥がすときに再出血しやすい
ガーゼは通気性が良く、適切に処置すれば剥がしやすいです。
ティッシュは乾燥して傷口に張りつきやすく、剥がすときに出血を再発させてしまうことがあります。
以上の理由からガーゼの準備も必要です。
ゴミ袋
使用したティッシュや絆創膏、ガーゼを入れるゴミ袋も必要です。
高機能の物は不要のため、コスパ重視で選んで問題ないと思います。
ハンドソープ
地域によってはトイレに設置するハンドソープは各チームで準備するように義務付けられていると思います。
詰め替え用は大容量のものが多く、保管に不便です。
以下の商品のように1回で使い切りの量を準備すると楽です。
以下の商品は詰め替え用だけでなく、ボトルでの購入もできます。

ゴム手袋・除菌スプレー
体調不良による嘔吐などがあると、正しく処理をしないと2次感染の危険性があります。
ティッシュ、ゴミ袋だけでなくゴム手袋とアルコール消毒液があると安心です。
アルコールは携帯しやすいサイズかつ、ジェルタイプよりもスプレータイプの方が汚染場所を効率よく消毒できるためおすすめです。
以下の商品は嘔吐の症状が発生しやすいノロウイルスにも効果があります。
包帯
骨折時の固定、出血時の圧迫止血などに必要です。
どちらの用途でも使用できるように伸縮性のものを選ぶことをおすすめします。
また、洗濯しながら何度か使い回す方も見受けられますが、包帯は出血時の傷口に使うこともあり清潔に保つ必要があります。
基本的には使い捨ての消耗品と捉えて準備する事をおすすめします。
あると便利な消耗品
以下からは必須ではないが、あると便利なものをご紹介していきます。
養生テープ
応援団旗の固定や、会場トイレに設置するゴミ袋、機器のコード固定など何かと使用する機会が多いのが養生テープです。
しっかりとした固定性がありながら、床、壁、機器から剥がすのも容易であるため便利です。
補助テーピング
テーピングは関節を固定し安定させる事でパフォーマンスup、怪我の予防を可能にします。
一方で強く固定しすぎる事で血流が悪くなる、違和感が強くなるなどの弊害もあります。
アンダーラップを止める・メインのテープが取れないように使うテープの事をアンカーテープといいます。
アンカーテープは上記で紹介したようなテープよりも以下の商品を使った方が固定がソフトでおすすめです。

関節固定を目的としたテープではありませんが、キネシオテープは筋肉の働きをアシストするテープとして現場で重宝されます。

除菌ウェットティッシュ
ユニフォームに血がついた、昼食時に汚してしまった。などの際にはウエットティッシュが活躍します。
個人的に持参している方も多いため必須ではありませんが、チームとして用意していると安心です。
三角巾
上肢の骨折や肩関節脱臼などの大きな怪我をした際に使用します。
使用方法を理解している方がいる必要があり、大きな怪我をしたらすぐに病院に行くなどの対応をとるため不要としているチームもあります。

Amazonで領収書をもらうためには?
「楽だけどネットだと領収書が出ないから、団の活動費としては使えないよね・・・」
物品購入をネットに変更するように話し合いをしていた時に最初にでた反対意見です。
Amazon・楽天での買い物は一般的で、同じように思われている方も多いのではないでしょうか?
実はそんな事はなく、Amazonでも楽天でも領収書を発行する事は可能です。
方法を解説されているサイトを以下にご紹介します。
↓↓
>>Amazonで領収書を発行する方法とは? 宛名指定やPDF作成、印刷方法
楽天はこちらから
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まとめ
筆者は選手を支える保護者としての活動も経験しましたが、現在コーチとして選手と共にバスケットを楽しませてもらっています。
選手が頑張る姿を間近で見せてもらえる事は何事にも代えられないほど楽しい経験です。
選手が頑張れるのは、日頃より活動を熱心にサポートして頂いている保護者の皆様がいるおかげです。
全国のミニバスコーチを勝手に代表して感謝申し上げます。
本記事はそんな大変な保護者の方々の負担が少しでも減ってくれたらと思い、自分の経験を記事にしました。
最後にご紹介した商品をリストとしてまとめておきます。
消耗品リストとしてチームで共有・活用してください。
・絆創膏
・ガーゼ
・ゴミ袋
・ゴム手袋
・包帯
・三角巾
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