バスケ初心者に必要な道具4選 あると便利なものも経験者目線で紹介

ビギナー

バスケットボールは昔から日本ではメジャースポーツですが、近年ではさらに

2016年日本初となるプロバスケットリーグ、「Bリーグ」が発足。

2020東京オリンピックで女子が銀メダルを獲得。

2023年ワールドカップで男子が大躍進。

世界最高峰のリーグであるNBAで活躍する選手も出始め、非常に人気が高まっています。

バスケットを始めてみたい、お子さんにやってもらいたい!と考えている人も少なくないと思います。

ただ、最初の1歩を踏み出すのはどの競技でもハードルが高く感じるものです。

・完全な初心者で始めて大丈夫?少しくらい練習しておくべき?

道具はどんなものを準備するべき?

・少年団?クラブチーム?スクール?どう違うの?

・保護者の負担はどれくらいある?

この記事では、バスケットを始める事への不安を少しでも解消するために作成しました。

今回は、始めるために絶対に必要な道具を、バスケットに関わって30年の筆者が詳しくご紹介します。

まず初めに要点をお伝えすると以下の4つは必須道具です。

以下でその理由は詳しく解説していきます。

バスケットシューズ(バッシュ)

これは絶対に必要です。

日本でも多くのメーカーから発売されており

・ナイキ

・アシックス

・アンダーアーマー

・アディダス

・コンバース

・エゴザル

などたくさんあります。

NBA選手の多くはナイキのシューズを着用しており、デザイン性にも優れているため非常に人気が高いです。

しかし、筆者が、最初に選ぶシューズとしておすすめしたいのはアシックスです。

アシックスをおすすめする理由

・日本のメーカーであるため、日本人の足の形にあったモデルが多い

・シンプルなデザインのため安価なものが多い

・経験者にばかにされずらい

上2つは詳しい説明はあまり必要ありませんが、3つめが意外と大事なポイントだと思っています。

アシックス以外のバッシュは見た目がカラフルで華やかなものが多いため、

良くも悪くも目立ちます。

もちろん始める子のキャラクターやチームの雰囲気にもよりますが、以下のようなことを先に始めている経験者の子に言われる事があります。

「下手なのにバッシュだけかっこいいな」

「カッコだけ良くして、怪我しても知らないぞ」

ここまでストレートに言われる事は少ないでしょうし、冗談のつもりで言っている子もいるかもしれません。

ただ、近い雰囲気、遠回しな言い方をされてしまう事は、私の周りでもあります。

私は、せっかく情熱を持ち、勇気を出して新しい事にチャレンジした子にそんな思いをしてほしくはありません。

アシックスのバッシュを選ぶ事によりそれらのトラブルを未然に防げるかもしれません。

その理由は

・デザインがシンプル

・学生バスケットのシェア率No1

・親から「バッシュはアシックス1択」の教育を受けている場合がある

などです。

デザイン性が優れているバッシュは非常にかっこよく、魅力的ですが、

初心者の1足目としてはおすすめできません。

ただ、誤解しないでいただきたい事は、ここまで読み進めて、そういったリスクを承知でアシックス以外を選択する事を否定する気は全くありません。

特に、以下のケースの場合はアシックス以外を選択しても問題ないでしょう。

アシックス以外を選ぶ理由

・足の形がアシックスではフィットしない

・元々、カッコいいバッシュを履きたくて始めた

・先に始めている子たちと既に仲良く、かっこいいバッシュを履くことを勧められた。

などです。

スポーツを始めるきっかけに「かっこいいから」は絶対に入ってくる理由の1つです。

ある程度、バスケットの競技・チームに慣れてきたら是非かっこいいバッシュも選択肢に入れてみて下さい。

ソックス(バッソク)

バスケットに使用する靴下の事をバッソクと呼ばれる事があります。

バッソクは一般的な靴下に加えて以下のような特徴があります。

バッソクの特徴

・一般的なものより厚手で丈夫

・速乾機能・防臭性に優れている

・足にフィットしやすいように作られており、バッシュの中でずれない

といった特徴があります。

バスケットは激しいストップ動作等が多く、一般的な靴下ではすぐに穴が空いてしまうため準備した方が良いものです。

選ぶポイントは

・丈の長さ

・色

・通常の形or5本指

丈の長さ

・ハイカット

・ミドルカット

・ローカット

に分かれます。

ローカットのタイプは見出しの画像のような形状です。

ミドル・ハイカットは以下の画像の長さです。

それぞれの特徴は以下の表の通りです。

最初に用意するものとしておすすめなのは中間の機能を揃え、人気の高いミドルカットです

色はチームカラーに合わせる事が多いです。

しかし、始めて間もない頃からいきなりユニフォームを着て試合に出る機械は少ないと思います。

迷ったら、などの原色系の色ではなく、黒・白を選ぶ方が無難です。

(白よりも黒の方が洗濯が楽です。)

通常の形or5本指

バッソク売り場には通常の形状のものと5指に分かれているタイプがよく置かれています。

5本指の方が足の力をしっかり使えるなどのメリットもありますが、履くのに時間がかかったり、履き慣れていないため違和感を訴える選手もいます。

最初は通常のものを使って、必要であれば5本指を検討するのが無難だと思います。

ボール

チームやスクールによっては練習ではチームのものを使用する場合もあります。

しかし、自宅でもボールに触れる時間を増やし、慣れるように指導される事が多いため、準備した方が良いです。

ボールを選ぶポイントは

・サイズ

・ボールの素材

・メーカー

がポイントになります。

サイズ

使用されるサイズは決まっているため難しくありません。

小学生 5号球

中学生以上の女子 6号球

中学生以上の男子 7号球

売り場にもサイズが明記されている事は多いです。

素材

素材は主に3種類あり、以下のような特徴があります。

チームに入り、本格的に始める方は絶対に天然皮革のものを購入して下さい。

練習でも公式でもこれが使われます。

「少し練習してみたい、試してみたい」という方は一番安価なゴム製のものでも十分練習になります。

メーカー

バスケットボールのメーカーはいくつかあります。代表的なものは

・モルテン(molten)

・ウィルソン(wilson)

・スポルディング(SPALDING)

などです。

ウィルソン・スポルディングはNBAやWNBAで使用されますが、

日本においてはモルテンが公式球として使用される事が圧倒的に多いです。

練習で使用するために選ぶボールはモルテンを選びましょう。

練習着

必要な練習着は以下の通りです。

・Tシャツ

・半ズボン(バスパンとよく呼ばれます。)

・上下ジャージ

Tシャツ

学校の体育で使用するようなものでも練習は出来ますが、

バスケット用のシャツは大体の場合は、ポリエステル100%の素材で作られております。

速乾性に優れ、汗をかいても不快感が少ないです。

バスケット用品売り場に行くと、必ず置いてあります。

Tシャツは身につけているものの中で、最も目が行く場所です。

バスケット用のシャツを着ているだけで、経験者の中に混ざっても違和感なく感じるでしょう。

ただ、最初は少なめに準備する事をおすすめします。

その理由は

・練習試合・公式戦はチームで用意しているチームTシャツを着る事が多い。

・記念大会などで購入したTシャツが後々増えていく

ためです。

よほど毎日のように練習があるチームじゃない限りは2枚程度でいいかなと思っています。

バスパン

バスパンもポリエステル100%の素材が主流です。

しかし、筆者はバスパンはTシャツほど専用のものは必須ではないと考えています。

バスパンが必須ではない理由

・下半身は上半身ほど汗をかかない

・Tシャツがしっかりしていると経験者らしく見える

・派手なバスパンを着こなすの難しい

などが理由です。

Tシャツがしっかりしていると、バスパンにはあまり目がいきません。

さらに、上の画像の水色のバスパンのような派手なものは着こなすのが難しく、普段使いもできません。

最初はよほど気に入ったバスパンが見つからない限り、体育で使用しているものを履いていても違和感はないはずです。

上下ジャージ

地域にもよりますが、冬場に寒くて上下ジャージを着て練習する事もあります。

しかし、バスケットは運動量の多い競技です。

すぐに暑くなって、みんな脱ぎます。

チームで用意するジャージを購入するチームもあります。

特別なこだわりがない限りは、体育に使用しているジャージで十分です。

以上がバスケットを始める際に必ず必要な道具でした。

以降は、あると便利、又は、ゆくゆく必要な物をご紹介します。

あると便利なもの

・リュック

・バッシュケース

・ボールケース

・ワンタッチで開閉出来る水筒

・サポーター

リュック

練習・試合に必要な道具を入れるリュックがあると便利です。

特にバスケット用のリュックであれば、ボールもバッシュも入るサイズのものがあります。

ボールも入るサイズのリュックがあれば、後述するボールケースは不要になります。

小学生は手持ちの物を増やすほど忘れ物が多くなりがちです。

筆者は全てまとめて入るサイズを用意する事をおすすめします。

バッシュケース

バッシュケースは

・ケースタイプ

・袋タイプ

の2種類に分かれます。

リュックに収納できるのであれば袋タイプの方がコンパクトになり使い勝手がいいです。

小さいリュックにし、基本手持ちでバッシュを持ち歩く場合はケースタイプの方が頑丈で便利です。

ボールケース

大きなリュックが準備出来ない場合は、持ち運ぶためのボールケースが必要になります。

1個が入るタイプのものがあるためそちらを用意します。

機能には大きな差はないため、デザインの好みで選んで構いません。

ワンタッチで開閉出来る水筒

コロナ禍前は、チームで用意したボトルを共有して使う事もありました。

現在は各自で水筒を用意するようになりました。

練習や試合中は休憩時間も短いため、開閉が楽かつ、大容量(1.5ℓ以上)入るものがおすすめです。

サポーター

バスケットは怪我が多いスポーツです。

小学生に特に多い怪我は足首の捻挫です。

軽い捻挫後でもしっかりと固定する事で治りが早く治るため、

足首捻挫用のサポーターを準備しておく事をおすすめします。

まとめ

バスケットを始める時に必ず必要な道具を4つ紹介しました。

・バッシュ

・ボール

・バッソク

・練習着

改めてポイントをおさらいします。

本記事は長年バスケットに関わっている筆者がご紹介しましたが、

地域やチームによって違いはありますので、絶対の正解があるわけではありません。

バスケットに初めて挑戦する選手達が気持ちよく・楽しくプレーできることを心より祈っています。

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